10年以上経過した蛍光灯はキケン
・当消防本部管内において、蛍光灯照明器具(安定器)から出火した火災が発生しました。
・なぜ出火したのか?
1つ目は、出火した蛍光灯はグロースタート式にラピットスタート式が取り付けられていたこと。
2つ目は、製造から約20年以上経過していたこと。
3つ目は、スイッチを常に「入」の状態にしていたこと。
このことから、蛍光灯の安定器が経年劣化し、器具に合わない蛍光管を使用しており、スイッチが「入」の状態が継続したため、安定器に過負荷がかかり、発熱し出火したものと考えられます。
蛍光灯を長期間使用すると、器具の安定器が経年劣化し発火する恐れがあります。
10年以上経過している蛍光灯は、早急に交換しましょう。
また、蛍光灯には3種類の点灯方式があります。グロースタート式、ラピットスタート式、インバーター式があります。
蛍光管を交換する際は、それぞれの器具に対応する蛍光管をご使用ください。
※独立行政法人製品評価技術基盤機構より注意喚起
※一般財団法人日本照明工業会より注意喚起