救急車で搬送されるような病気やケガの中には、日常のちょっとした心がけで防げるものがあります。救急車を呼ばなくてはならないような病気やケガを未然に防ぐために、日頃から気を付けるポイントを知り、 意識して行動することを『予防救急』といいます。
日頃からの『心がけ』と『環境づくり』で、救急車を呼ぶような大きな病気やケガにならないよう『予防救急』にご協力をお願いします。
子どもは、大人と違って免疫機能が未熟なため、感染症などの病気になりやすく、症状が急変したり、重症化する恐れがあります。
日頃から子どもの状態、平熱、顔色などをよく観察し、もしちょっとでもおかしい時は、早めに病院を受診しましょう。 子どもの救急要請は、風邪や発熱などの急病が大きな割合を占めています。
病気にかからないよう日頃のうがいや手洗いなどの予防はもちろんですが、病気にかかったときの症状を少しでも軽くするためにも、日頃から健康な体づくりを心がけましょう。
また、子どもは大人が予期せぬ所や物で、ケガや火傷、誤飲など起こしてしまいます。大人が、子どもの目線になって注意し、目を離さない等、事故防止に努めましょう。
成人・高齢者の救急要請の原因で多いのは、脳や心臓の病気です。
日頃からの健康管理はもちろんのことですが、年に一度は健康診断を受診し健康状態の確認を行い、 健康づくりにつなげましょう。もし、悪いところがあれば、早いうちに病院を受診し、早期治療、改善を心がけましょう。
特に寒い時期(11月から3月)は、夏場の暑い時期に比べて救急要請が多く発生しています。
浴室や脱衣所で急な温度変化があると、脳や心臓に大きな負担がかかり、脳出血や心筋梗塞などをひきおこしてしまいます。
また、高齢者にあってはケガによる救急要請も多く発生しています。
高齢者のケガは、ちょっとした不注意により発生し重症化しやすくなります。また、治りも遅く、寝たきりになるなどし、そこから体調を崩すこともありますので、ケガには十分に注意しましょう。
このほかにも総務省消防庁のホームページには
救急に関する情報が掲示されています。
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